“神戸の救世主”に 高徳、駆けつけ先発デビューあるぞ!

[ 2019年8月17日 05:00 ]

取材に応じる神戸の酒井
Photo By 共同

 ドイツ2部ハンブルガーSVから完全移籍で神戸に加入した元日本代表DF酒井高徳(28)が、17日のリーグ浦和戦(ノエスタ)でいきなり先発デビューする可能性が出てきた。リーグ戦は5試合連続勝ち星がなく、J2降格圏16位の鳥栖とは勝ち点2差。経験豊富なサイドバックが、苦しむ神戸の救世主になる。

 高い期待の表れだ。浦和戦に向けた最終調整後、フィンク監督は酒井高について「ベンチには入っている」と明言。その上で「コンディションを調整している段階で、出場するか、あと1週間待つか(の結論)は24時間待ちたい」とスタメン出場の可能性も否定しなかった。

 13日早朝に帰国。練習に合流したのは15日からで、元スペイン代表MFイニエスタらと連係を合わせる時間はわずか2日しかなかった。それでも2日続けてフルメニューを消化。8年半ぶりとなる日本の夏には「息が苦しい」と苦笑いを浮かべつつ「一応、ハンブルガーではキャンプ初日から最後まで練習してきた。何もしていなかったわけじゃない」と、いつGOサインが出てもいい構えだ。出場なら、左ウイングバックでの起用が濃厚だ。

 チームは現在リーグ5試合連続で勝ち星がなく、J2降格圏が迫っている。だが酒井高は「良くない状況だけど、自分が刺激になって少しでも上がっていければと思う」と前向き。戦う姿勢を前面に押し出すプレースタイルだけではなく、日本人で初めてブンデスリーガで主将を務めたリーダーシップは低迷するチームの大きな助力になるはずだ。

 「僕の意思は以前と変わっていない。今、代表復帰が念頭にあるかと言われれば、ない。それを貫きたい」

 ロシアW杯後に日本代表からの引退を明言。それはJリーグ復帰となっても変わらない。見据えているのは、神戸での活躍のみ。6月上旬の正式オファーから2カ月も待ってくれたクラブに最大限の忠誠心を持って、まずはJ1残留へと導く。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2019年8月17日のニュース