鹿島 2位キープ 首位FC東京との勝ち点差縮める 移籍の相馬初ゴール「名前を知ってもらう機会に」

[ 2019年8月18日 00:25 ]

後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・相馬(右、左は小泉)
Photo By 共同

 明治安田生命J1第23節が行われ、鹿島は敵地で大分に1―0で勝利して2位をキープ。首位のFC東京との勝ち点差を7から4に縮めた。

 決勝点を挙げたのは、東京五輪世代のMF相馬勇紀(22)。名古屋から加入後、出場2試合目にして鹿島での初ゴールを記録した。「アントラーズに関わる皆さん全てに、自分の名前を知ってもらう機会になったかな」。名刺代わりの一発を仕留めた後は、敵地に駆けつけた鹿島サポーターの集まるゴール裏に走り寄ってからガッツポーズ。「チーム全体で最後の苦しい時間帯を守り切れたことが一番良かった」と勝利を何より喜んだ。

 名古屋時代まで主戦場だった左ではなく、慣れない右のサイドハーフで後半14分から途中出場。12分後の得点シーンは意表を突くものだった。「何本かあそこで(相馬が)フリーになる場面があったので、受けた時は相馬を見ることを意識していた」というDF小池からのサイドチェンジのロングパス。それをスペースの広がる右サイドで足元にぴたりと収めてからが見せ場となった。

 「僕は縦(への突破)が得意な分、対応していた選手の重心が縦に来ていた」。対峙(たいじ)する相手選手の読みの逆を突いて中央に切れ込むと、今度は鋭く利き足とは逆の左足を振り抜いた。「“左足は持ってないだろうな”と思われていたと思っていたので、うまく逆を取れて良かった」。鮮やかに左隅のネットを揺らした。

 中に切れ込む動きは、とりわけ意識して練習していたものだという。「縦に行くのが得意で、その分、中にあんまりいかないタイプだったので、そこはここ最近ずっと練習はしているところだった。(縦にも中にも)両方行けるようになったらほんとに怖い選手になると思うので、もっともっと突き詰めていきたい」。0―0のまま膠着(こうちゃく)状態だったチームを、適応力を生かした個人技で値千金の勝利に導いた。

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2019年8月17日のニュース