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浦和 敵地3発で逆転ACL8強!興梠ヘッド2発などで蔚山との日韓対決制した

[ 2019年6月26日 21:50 ]

<浦和・蔚山>後半、2点目のゴールを決め、杉本(左)と喜ぶ浦和・興梠
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は26日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、浦和はFW興梠慎三(32)の2得点などアウェーで蔚山(韓国)に3―0で勝利。2試合合計4―2とし、逆転で2年ぶりの8強進出を決めた。興梠はACLでの日本人最多得点記録を23得点に伸ばした。

 19日にホームで行われた第1戦は、FW杉本の公式戦16試合ぶりの得点で先制するも、その後2失点を喫して1―2で逆転負け。アウェーゴール2発を許し、逆転での突破には2点差以上の勝利が必要となった。

 激しい雨が降り続く悪コンディションの中で行われた敵地での第2戦。守備を固める蔚山に対し、複数得点が必要な浦和は立ち上がりから積極的に攻め込み、前半18分には左CKに反応したDF槙野のヘディングシュートをが右ポストを直撃。同41分にはDF宇賀神の右クロスからゴール前でフリーとなったFW興梠がヘッドで合わせ、チームに先制点をもたらした。

 8強進出のためにはあと1点が必要な浦和は、後半19分に興梠のスルーパスに反応してペナルティーエリア内に抜け出したFW武藤が左足でシュートを放ったが、相手GKが阻止。それでも同21分にFW杉本、30分にMF長沢を投入して打開を図ると、35分に興梠の値千金のゴールが生まれた。DFマウリシオが右サイドからクロスを上げると、反応してエリア内に走り込んだ興梠がヘディングシュート。ゴール右に決まり、浦和が2試合合計3―2と逆転した。同43分にはDF山中の左クロスをファーサイドの杉本が落とし、MFエヴェルトンが右足決めて3点目。敵地で3得点を挙げた浦和が、逆転で準々決勝進出を果たした。

 準々決勝は8、9月に行われ、組み合わせは7月2日に決定する。

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