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宇佐美 復帰会見「強いガンバを」、背番33でゼロからの再出発へ気合

[ 2019年6月26日 05:30 ]

G大阪・山内社長とともに33のユニホームを披露する宇佐美(撮影・井垣 忠夫)
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 ドイツ1部アウクスブルクからG大阪に完全移籍で復帰した元日本代表FW宇佐美貴史(27)が25日、吹田市内で行われた練習に合流し、その後に移籍会見に出席した。2度の欧州挑戦を経て3年ぶり2度目となる古巣復帰。ドイツではインパクトを残しきれず「2度目もダメだったというのがすがすがしいぐらい自分の中にある」と正直な胸の内を明かした。

 再び味わった挫折。出場機会も激減していた中で、古巣に復帰する選択肢が生まれた。「(自分の)価値を上げて帰ってきたかったのが本音。その歯がゆさはあるけど(サポーターから復帰を願う声を)ダイレクトにも伝えてもらった。感謝を結果で返して、強いガンバを届けてあげたい」。現在14位と苦しむG大阪の中に、自身の存在価値を見いだした。

 背番号はプロになって初めて背負った「33」に決定。まさにゼロからの再出発だ。「(G大阪は)強くないといけないチームだし、今の順位は居るべき場所じゃない。個々に強力な選手はいっぱいいるし、その選手たちを気持ち良くプレーさせられれば、自分も気持ち良くプレーできると思う」。3年後のW杯カタール大会出場もひとつの目標に掲げた宇佐美。鼻をへし折られた現実を受け止め、古巣からはい上がる。

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