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なでしこ、3大会連続8強逃す 後半終了間際に痛恨PK献上…オランダに1―2

[ 2019年6月26日 05:56 ]

女子W杯決勝トーナメント1回戦   日本1―2オランダ ( 2019年6月25日    フランス・レンヌ )

後半45分、決勝のPKを決められる日本 (AP)
Photo By AP

 女子ワールドカップ(W杯)は25日(日本時間26日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、FIFAランキング7位のなでしこジャパンが同8位のオランダと対戦。1―1で迎えた試合終盤にPKを献上して1―2で敗れ、3大会連続のベスト8進出はならなかった。

 立ち上がりから強力3トップを擁するオランダに押し込まれ、前半17分にCKから失点。FWマルテンスにマークを外されフリーでニアに走りこまれると、右足でゴール右隅に流し込まれた。

 その後も我慢の展開が続いたが、徐々に前線でパスが回り始め、DF鮫島、清水の両サイドバックの攻撃参加も増え始める。すると同43分にFW菅沢との連携から前を向いたFW岩渕が、ゴール前に生まれたスペースに絶妙なスルーパス。これに反応したMF長谷川が冷静にループシュートを決め、前半のうちに同点に追いついた。

 後半は体格で勝るオランダがロングボールを多用した攻撃を展開。それでも日本はGK山下やDF熊谷を中心に攻撃を跳ね返した。後半30分を過ぎるとゴール前で好機の連続。だが、杉田の左足シュートはクロスバーを直撃し、途中出場のMF籾木の右足シュートは相手GKの好セーブに惜しくも阻まれた。

 日本のペースで試合は進んでいたが、同43分に相手のシュートが熊谷の左腕に当たってPKの判定。同45分にこれを決められ勝ち越しを許し、そのまま1―2で敗れた。

 過去2大会連続で決勝進出していた日本だが、今大会は決勝トーナメント1回戦で姿を消すこととなった。

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