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久保意識も…堂安 5戦連続で不発「ゼロ点は僕の責任」

[ 2019年6月6日 05:30 ]

国際親善試合   日本0-0トリニダード・トバゴ ( 2019年6月5日    豊田ス )

<日本・トリニダード・トバゴ>前半、堂安はシュートを放つもGKに防がれる(撮影・西海健太郎)
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 将来のライバルになるであろう久保の前で“違い”を見せたかった。堂安は3本のシュートを放ったものの、アジア杯ベトナム戦以来5試合ぶりの得点はならず。後半26分に無念の交代となった。

 「狙い、やろうとしていたことは出せた。悪くない。けど、やっぱりゼロ点は僕や攻撃陣の責任。GKが当たっていたので、そうならないためにも前半で決めきらないとアカン」

 前半7分にはクロスに飛び込んでヘディングシュート。そして最大のチャンスは同28分だった。浮き球に反応して相手守備陣の背後を取りGKと1対1になったがシュートはGKに当ててしまった。ボールを受けるポジショニングやスペースに入るタイミングは良かったが、最後の精度だけ欠如。その結果、試合を苦しくしてしまった責任を背負った。

 久保と同じ左利き、ポジションも身長も同じ。さまざまな場所で比較されているのは自覚しており「良い選手なのは分かっている。ただ日本代表の全員がライバル。自分が一番だというメンタルでピッチに入っている。それは小さい頃から変わらない」と口にする。簡単にポジションを譲るつもりはない。だが、背後に迫る新星のA代表デビューは間近だ。

 次戦エルサルバドル戦。周囲が分かりやすい結果が求められる。 

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