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久保は焦らず育てる!森保監督“親心”で次戦もベンチ外示唆

[ 2019年6月6日 05:36 ]

国際親善試合   日本0-0トリニダード・トバゴ ( 2019年6月5日    豊田ス )

<日本・トリニダードトバゴ>ベンチ外となった久保(左)らはスタンドから観戦する(撮影・椎名 航)
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 森保監督が、MF久保の起用を9日のエルサルバドル戦も見送る方針を示唆した。久保はこの日ベンチ外。ともに23人のベンチメンバーから外れた“先生役”のFW岡崎と並んで試合を観戦した。

 世間が期待していた18歳の国際Aマッチデビュー。試合後の監督会見では、久保に関する質問が飛び出した。指揮官は「日本のサッカーを見ている方々が期待されているのはひしひしと伝わってくる」とし、久保の高い能力を認めた上で続けた。

 「移籍騒動もあり、プレッシャーがかかっている。少し緊張の糸を緩めながら先に進めた方がいい。(出場が)もう少し先になるかはチームの状況次第」。レアル・マドリードなどからも注目を集める令和の至宝の成長の芽をつぶさないための“特待生プラン”だ。

 エルサルバドル戦で起用が見送られれば、最短でもデビューは南米選手権(ブラジル)となる。「成長を続けてくれれば間違いなくA代表でプレーできる選手。成長と起用をマッチさせられればいい」とも話した指揮官。慎重に、その時を見極める。

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