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長友 川口超え通算117試合出場 デビューの地で歴代3位記録も「やるなら1番を」

[ 2019年6月6日 05:30 ]

国際親善試合   日本0-0トリニダード・トバゴ ( 2019年6月5日    豊田ス )

<日本・トリニダードトバゴ>後半、ボールをキープする長友(撮影・椎名 航)
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 08年5月、岡田ジャパンのコートジボワール戦でデビューしたスタジアムで、長友が国際Aマッチ117戦目を刻んだ。GK川口能活とFW岡崎の116試合を超えて日本歴代3位に躍り出たが「1位じゃないんでね。全然うれしくない。ヤットさん(遠藤保仁)152ですよね?遠いなと。やるなら1番を目指したい」と通過点を強調した。

 試合前に何度も森保監督と個別で話し合い、左ウイングバックとしての役割を確認して臨んだ。「僕のポジションはとにかく相手のサイドバックに僕自身を気にさせて翔哉に付かせないこと」。左サイドでコンビを組む中島をフリーにさせる献身的な動きで、攻撃力を引き立てた。

 今季は肺気胸や膝のケガを乗り越え、ガラタサライでトルコ1部リーグ連覇に貢献した。「何回W杯をプレーしても、日の丸を背負うことは、刺激的な毎日。やめられないですよ。だからここに残っていたい」。定めるキャリアの“ゴール”は22年W杯カタール大会のはるか先。貪欲に、32歳はピッチに立ち続ける。

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2019年6月6日のニュース