神戸に暗雲…イニエスタ復帰の道険し　三浦SD「筋肉に張り」

チームとは別のグラウンドでランニングをする神戸MFイニエスタ（左）
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　トンネルを抜け出せない神戸に、暗雲が立ちこめた。5連敗を喫した札幌戦からオフを挟み、6日に神戸市西区で練習を再開。コンディション不良により前節を欠場した元スペイン代表MFイニエスタが屋外に現れたのは30分程度で、アップシューズを履き、チームとは別の練習場でウオーキングとランニングを行った。

　軽めのメニューに至ったのは蓄積疲労の影響で、現時点では12日の鹿島戦（ノエスタ）の出場も厳しい状況。取材対応のなかった本人に代わり、三浦淳寛スポーツダイレクター（SD）は「筋肉に張りがある。長期離脱を防ぐことを考えて」と現状を説明した。フル出場した4月28日の広島戦では、チーム2位の走行距離をマーク。同SDによると、バルセロナ在籍時よりも走行距離は多いという。

　絶対的な司令塔に加え、2試合連続欠場中の元ドイツ代表FWポドルスキも依然として別メニュー調整。両サイドバックにも多くの故障者を抱えている。