ロビーニョらスター選手多数!トルコの“銀河系軍団”ビッグバン起こせるか

[ 2019年5月7日 08:45 ]

元ブラジル代表FWのロビーニョ(AP)
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 元ブラジル代表FWロビーニョ(35)ら元スター選手を多数擁し、トルコ1部リーグで快進撃を見せるバシャクシェヒル。得失点差でガラタサライに次ぐ2位につけ、ビッグ3以外では3チーム目となる初優勝を狙う。

 ガラタサライ、ベシクタシュ、フェネルバフチェのビッグ3が牛耳ってきたトルコ1部で、同じイスタンブールを本拠とする第4のチームが台頭した。90年に市役所チームとして創設されたバシャクシェヒルは、14年に1部復帰後4、4、2、3位と上位を争い今季も現在2位。4月に英BBC放送(電子版)で「イスタンブールの新興勢力」と報じられるなど国外でも注目を集める大きな理由は、その豪華メンバーにある。

 1月にRマドリードなどで活躍した元ブラジル代表FWロビーニョが加入。昨年1月には400万ユーロ(約5億円)の高額年俸でバルセロナからトルコ代表MFアルダ・トゥランを期限付き移籍で獲得した。元アーセナルのトーゴ代表FWアデバヨールと元フランス代表DFクリシーらを擁し“トルコの銀河系軍団”とも呼ばれる。

 ただ、ベシクタシュのファンが英BBC放送に「バシャクシェヒルのファンに会ったことがない。歴史がないフェイク(模造)クラブだ」と語ったように地元では不人気。今季リーグ戦の平均観客数は4000人台で、ビッグ3よりも1桁少ない。それでもスター選手を呼べるカネがあるのは、サポーターを公言するエルドアン大統領を中心に政府系企業が多数支援しているから。14年に就任した実業家のギュムシュダー会長は大統領夫人のめいの夫。主要スポンサーのメディポルグループのオーナー、コカ氏は厚生大臣を務めるなど、大統領の“お友達”が深く関わっている。

 ビッグ3以外でリーグ優勝経験があるのはトラブゾンスポル(6回)とブルサスポル(1回)だけ。政治色の強さから“エルドアンFC”ともやゆされるクラブが新たな歴史を築けるか。勝ち点で並ぶガラタサライとの19日の直接対決(第33節)は実質的な優勝決定戦となりそうだ。 

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