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小林4戦連発だ!川崎F ACL1次L突破へ“確変中”エースに託す

[ 2019年5月7日 05:30 ]

<川崎F>パス回しの練習でボールを競り合う(左から)登里、守田、小林(撮影・大塚 徹)
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 ACL1次リーグ第5戦は7日に行われ、H組3位の川崎Fはホームで2位・上海上港(中国)と対戦する。負ければ3位以下が確定し敗退が決まる大一番で、活躍が期待されるのが公式戦4試合連続ゴールが懸かるFW小林悠(31)だ。“確変モード”突入中のエースが、2年ぶり5回目の1次リーグ突破へ望みをつなぐ一発を決める。

 希望をつなぐ一発はこの男に託された。期待を一身に集めるのは公式戦3試合連続ゴール中と絶好調の小林だ。公開された冒頭15分の練習でも軽快な動きを見せた背番号11は「自分でも乗ってきた感覚はある。チームを勝たせるゴールを決めたい」と並々ならぬ意気込みを見せた。

 まさにゾーンに突入している。3連覇を目指す今季。チームは元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンを迎え、新たな2トップ布陣などを導入。主将も務める小林は周囲に気を配りすぎて、調子を崩した。だが、「やっぱり相手にとって嫌なのはゴールを狙う姿勢」と吹っ切ると、4月23日のACL・蔚山戦で今季初ゴール。今は「最後の仕事に集中できている」と、もはや手が付けられないほど調子を上げている。

 小林は過去、5度、公式戦3試合連続以上のゴールを決めている。そのうち4戦連発は、自身の最多記録である16年の7試合連続ゴールを含め3度。データ通りなら、上海上港戦は6割と高い確率で4戦連続ゴールが決まる。悲願のリーグ初優勝とMVP、得点王を手にした17年シーズンは、最終節でハットトリックを達成するなど無類の勝負強さを見せた。残り2試合。負ければ即敗退だが、連勝すれば、自力で予選突破を決められる。「もう勝つしかない」と小林。まずはホームで中国王者を撃破する。

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2019年5月7日のニュース