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鳥栖の新主将に福田が就任「チームを引っ張って、立て直して少しでも上にいけるよう頑張る」

[ 2019年5月7日 18:28 ]

会見を行った(左から)新主将の福田晃斗、金明輝監督、竹原稔社長
Photo By スポニチ

 J1鳥栖の新主将にMF福田晃斗(27)が就任することが発表され7日、鳥栖市内のクラブハウスで会見が行われた。

 新たに金明輝新監督(37)体制になったことで、今季、FWフェルナンド・トーレス(35)ら5人制だった主将も変更。金監督の指名もあり7年所属したクラブで初めて主将を務めることになった。

 「金監督に主将をしてくれと言われ、迷いなく“やります”と返事した。一切、軽い気持ちで受けたつもりもないし自分が変えてやるんだという気持ちで引き受けたつもり。変える自信もあるので、ここからしっかりチームを引っ張って、立て直して少しでも上にいけるよう頑張る」。引き締まった表情で強い決意を口にした。

 四日市中央工3年時に主将経験はあるが、プロでは初めて。「まとめる大変さは経験があるが、プロの世界は様々な選手がいてまとめるのは大変だと分かってはいる」。難しさも覚悟の上で「体を張って周りの選手に勇気を与えられるようなプレーができれば。チームに信頼してもらえるように、そしてサポーターの方には、福田が主将で良かったと思ってもらえるようにやっていけたら」と話した。

 負傷で4月14日の川崎戦から戦線離脱しているが「どこから出られるか分からないが、できる限りのことをして、出た時には引っ張っていく」と復帰へ意欲。「1点しか取れていない攻撃が言われているが、0―0が1試合。守備を取り戻したい。選手たちがいろいろ思っているところをまとめてチームですりあわせていければ」。主将として着手したいことを話した。

 金監督も「去年トップチームに携わるようになってから、彼の行動、プレー、そういうものを僕自身リスペクトしている」と、福田の人間性を絶賛。窮地に立つチームを、持ち前のガッツとリーダーシップで力強くけん引する。
 

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2019年5月7日のニュース