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浦和 FW武藤が決勝弾!ACL1次リーグ自力突破へ望みつなぐ

[ 2019年5月7日 21:50 ]

ACL1次リーグG組   浦和2―1ブリラム ( 2019年5月7日    ブリラム )

<浦和―ブリラム>前半、ゴールを決める浦和・武藤(右)
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は7日、1次リーグ第5戦が行われ、G組3位の浦和は敵地で同組4位ブリラム(タイ)と対戦。1-1の前半23分にFW武藤が今季公式戦初ゴールとなる決勝弾。2-1で勝利し勝ち点を7に伸ばし自力での決勝トーナメント進出の可能性を残した。21日の1次リーグ最終節ではホームで北京国安(中国)と対戦する。

 浦和は前半3分、FW興梠が先制ゴール。MFエベルトンからの縦パスをゴール前で上手くトラップし、シュート態勢を作ると右足一閃。自身の持つACL日本人最多得点記録を20に更新した。

 しかし同13分、あっさり同点に。ドリブルで持ち込んだFWペドロ・ジュオールが右サイドへボール送ると自身はゴール前へ。そしてDFナルバディンからのグランダーのクロスに左足で巧みに合わせネットを揺らされた。

 1-1と追いつかれた浦和だったが試合の主導権は渡さず。同23分、FW武藤が勝ち越し弾。FW興梠が左サイドから浮き球を上げると中央でMFエベルトンが相手DFと競り合いボールは前方へ。このボールをさらった武藤がすかさずペナルティエリア内でシュート。GKシワラックは懸命に腕を伸ばすも届かず。武藤にうれしい今季初ゴールが生まれた。

 後半に入っても浦和ペースは変わらず。同25分、MFエベルトンのスルーパスを受けたFW武藤がペナルティエリア右からグランダーのクロス。中央に走り込んだMF長沢がフリーの状態で合わせるも枠の上にふかしゴールならず。

 その後も攻め立て追加点は奪えなかったが2-1で勝利。決勝トーナメント進出へ前進した。なお敗れたブリラムは1次リーグ敗退が決まった。

 浦和はこの試合の結果により、同日に行われている北京国安(中国)―全北現代(韓国)の結果に関わらず最終節(北京国安)に勝利すれば無条件で1次リーグ突破が決定する。

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