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36歳クアリャレラがイタリア代表最年長得点記録を更新 「PK譲ってくれた」仲間に感謝

[ 2019年3月27日 17:15 ]

2020年欧州選手権予選J組   イタリア6―0リヒテンシュタイン ( 2019年3月26日    パルマ )

 2020年欧州選手権予選は26日、各地で行われ、J組のイタリアはベテランの活躍などでリヒテンシュタインに6―0と大勝。開幕2連勝を飾った。

 36歳のFWクアリャレラ(サンプドリア)が健在を示した。ナポリに所属していた2010年6月の親善試合スイス戦以来約9年ぶりの先発出場を果たすと、2―0の前半32分にPKをゴール中央へ力強く蹴り込み、ユベントス時代の2010年11月の親善試合ルーマニア戦以来となるA代表8点目。地元メディアによると、36歳54日での得点は、2008年に当時35歳62日だったDFパヌッチを抜いてイタリア代表最年長記録となった。

 3―0前半アディショナルタイムには再びPKを左隅に決めて2点目。4―0の後半24分には左クロスを頭で折り返し、17歳年下の19歳FWキーン(ユベントス)の2試合連続得点を演出し、2ゴール1アシストと大勝に大きく貢献した。「PKを獲得して譲ってくれたジョルジーニョとボヌッチに感謝したい。“お前の夜だ、蹴れよ”と言ってくれた。素晴らしい応援、スタンディングオベーションをしてくれたファンにも感謝したい。忘れられない思い出になった」と喜びをかみしめた。

 プロ20季目、サンプドリアで4季目を迎えたクアリャレラは、今季セリエA得点ランクトップの21ゴール。19ゴールのC・ロナウド(ユベントス)を上回る活躍で2010年以来の代表復帰を勝ち取った。マンチーニ監督は「来年の欧州選手権本大会に出場できるかは分からないが、彼のような真面目な選手はまだまだ長く活躍できるだろう」と語った。

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2019年3月27日のニュース