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鹿島 小笠原満男氏に功労賞 40歳バースデー、名古屋戦前に授賞式

[ 2019年3月27日 14:57 ]

 J1の鹿島は27日、昨季限りで現役を引退した元日本代表MF小笠原満男氏(39)に「アントラーズ功労賞」を授与することが決定したと発表した。同賞を授与されるのは18人目。小笠原氏の40歳の誕生日当日にあたる4月5日に行われる明治安田生命J1第6節・名古屋戦(カシマ)のキックオフ前に授賞式を行い、記念プレートが贈られる。

 小笠原氏は1998~2005年、2007~2018年に鹿島に在籍。クラブはその受賞理由について「『ゴールデンエイジ』と呼ばれた1998年加入組の1人で、計17個の主要タイトルをクラブにもたらした。司令塔として試合の流れを的確に読む能力に秀で、1999年のワールドユース選手権では準優勝に貢献。FIFAワールドカップは2002年と2006年に、2大会連続出場を果たした。2006年のイタリア・メッシーナ移籍を経て、2007年アントラーズ復帰を果たし、以降は攻守の要となるボランチを主戦場にチームをけん引。クラブ悲願のAFCアジアチャンピオンズリーグ果たした2018年にスパイクを脱いだが、今季からアカデミーアドバイザーに就任し、今なおクラブに尽力し続けている」としている。

 「アントラーズ功労賞」はクラブの発展に寄与した人物をたたえるため2008年に制定。功労賞受賞者はカシマサッカーミュージアム内にある「アントラーズ殿堂」に掲額され、小笠原氏は18人目の受賞者となる。

 【アントラーズ功労賞受賞者】
 秋田豊、新井場徹、アルシンド、オズワルド・オリヴェイラ、黒崎久志、ジーコ、ジョルジーニョ、相馬直樹、ダニー石尾、トニーニョ・セレーゾ、中田浩二、名良橋晃、長谷川祥之、ビスマルク、本田泰人、宮本征勝、柳沢敦(五十音順、敬称略)

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2019年3月27日のニュース