ユベントス、Cロナ伝説ハット “4連覇”へ請負人が魅せた「魔法の夜」

[ 2019年3月14日 05:30 ]

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦   ユベントス3―0Aマドリード ( 2019年3月12日 )

3点目を決めたユベントスのC・ロナウド(手前)
Photo By ゲッティ=共同

 12日に2試合が行われ、23季ぶり3度目の欧州制覇を狙うユベントス(イタリア)はホームでアトレチコ・マドリード(スペイン)を3―0で下し、2戦合計3―2で3季連続の準々決勝進出を決めた。FWクリスティアーノ・ロナウド(34)が大会最多タイとなる8度目のハットトリックで大逆転突破に貢献した。マンチェスター・シティー(イングランド)はホームでシャルケ(ドイツ)にCL最多点差勝利記録に並ぶ7―0で大勝し、2戦合計10―2で2季連続の8強入り。13日の2試合でベスト8が出そろい、準々決勝の組み合わせ抽選は15日に行われる。

 新たな伝説をつくった。C・ロナウドはRマドリードで昨季まで6季連続で得点王に輝き、3連覇を含む4度の優勝に貢献。マンチェスターU時代を含め史上最多5度の欧州CL制覇を誇る“優勝請負人”は「ユベントスが私を獲得したのは、このような魔法の夜をつくるためだったと思う」と名言を残した。

 敵地での第1戦は0―2完敗。今季は欧州CL6試合1点と低調だったが「逆転へ準備はできている。自信がある」と語っていたエースが有言実行を果たした。「自分の肉体年齢は23歳」と昨年に語るなど、34歳になっても衰えない身体能力を発揮し頭で2発。前半27分、左クロスを相手選手の上から豪快に叩き込むと、後半3分には1メートル87のウルグアイ代表DFゴディンに競り勝ち追加点を決めた。2戦合計2―2に追いつくと、後半41分にはPKを迷いなく左隅へ蹴り込み“決勝弾”。欧州CL8度目のハトトリックはメッシ(バルセロナ)と並んで最多。歴代最多の通算得点を124に更新した。

 Rマドリード時代はAマドリード戦通算32試合で22点。16~17年の欧州CL準決勝第1戦のハットトリックを再現し「彼は世界最高の選手」と敵将シメオネ監督を脱帽させた。同監督は第1戦で両手で股間を強調するポーズでUEFAから罰金処分を受けたが、ロナウドは試合終了直後に同じポーズをして“リベンジ”を果たした。

 古巣Rマドリードは1回戦で敗退しており“4連覇”が懸かるのはロナウドだけ。「決勝のことを話すのは早すぎる。一歩一歩前進することを考えよう」。欧州最高峰の舞台を知り尽くす男は、誰よりも冷静だった。

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