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安西、畠中、武蔵、鎌田が初招集 森保監督「一部のコアな選手だけでは回らないということのないように」

[ 2019年3月14日 15:36 ]

日本代表発表会見に臨む森保監督  (撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は14日、今月の国際親善試合2戦(22日コロンビア戦=日産スタジアム、26日ボリビア戦=ノエビアスタジアム神戸)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。

 昨年6月開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会メンバーだったGK中村航輔(24=J2柏)、DF昌子源(26=トゥールーズ)、MF香川真司(29=ベシクタシュ)、MF宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)がW杯以来となる代表復帰を果たし、昨年9月の森保ジャパン初陣に招集されながら負傷により辞退したMF山口蛍(28=神戸)も含め5選手が初の森保ジャパン。また、準優勝に終わった1月のアジア杯メンバーから13人が大幅に入れ替わってDF安西幸輝(23=鹿島)、DF畠中槙之輔(23=横浜)、FW鈴木武蔵(25=札幌)、FW鎌田大地(22=シントトロイデン)の4選手が日本代表に初選出されるなどフレッシュなメンバーとなった。

 森保一監督(50)は「一部のコアな選手だけでは回らないということのないように、より多くの選手に厳しい戦いを経験してもらってチームのコンセプトを分かってもらう」とメンバー大幅入れ替えの理由を説明。

 香川と昌子については「これまで招集できていなかったのはいろいろなタイミングやケガなどがあった」とし、「彼らが力を持っていることは私も(コーチとして)W杯に帯同していて分かっている。また一緒のチームで仕事ができてうれしい」と笑みをこぼし「2人だけではなく、まだまだ力を持っている選手はいる。これまで呼べていないとしても日本代表の候補としてテーブルに上がっている選手はまだまだいる」と話した。

 ともに代表初招集となった鈴木と鎌田のFW2人に関しては「期待するところは得点。まずは得点を取ってもらいたい」とエースFW大迫勇也(28=ブレーメン)不在の今回メンバーの中でゴールを奪うことを期待。安西、畠中も含め初招集組について「彼らはチームの中で存在感を発揮して我々のスカウティングの中で名前が挙がってきた。日本代表の戦うコンセプトの中で彼らの良さを生かしてほしい」と代表チームのベースアップに意欲を見せた。

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2019年3月14日のニュース