川崎F“和製メッシ”斎藤弾!本拠1勝 サポーターに今季初歓喜届けた

[ 2019年3月14日 05:30 ]

ACL ・1次リーグH組   川崎F1―0シドニーFC ( 2019年3月13日    等々力 )

後半、川崎F・斎藤がゴールを決める (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                                         
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 川崎Fは13日、ACL1次リーグ第2戦でシドニーFC(オーストラリア)とホームで対戦し、1―0で勝利した。後半38分に途中出場のMF斎藤学(28)が右足で待望の今季初ゴールとなる決勝弾。チームに公式戦5戦ぶりの勝利と本拠地での今季初勝利をもたらした。浦和はアウェーで北京国安(中国)と対戦し、0―0のドローだった。

 喉から手が出るほど欲しかった1勝を手にした。原動力となったのは“和製メッシ”こと斎藤。後半36分に途中出場するとその2分後。左サイドからスルスルッと真ん中に位置を移し、中村からの右クロスのこぼれ球に反応。最後は右足ダイレクトで流し込んだ。「何より勝てたことが大きかった」。今季等々力での初勝利をホッとした表情で振り返った。

 試合後は文句なしのMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出。鬼木監督とともに会見場に姿を現すと“学節”がさく裂した。「横に監督もいるんで」と苦笑いを浮かべながらも、日本屈指のドリブラーが、いかにパス主体のチームにフィットさせるか、苦難を続ける現状を包み隠さず明かした。「仕掛けるところとパスでつなぐところのバランス」。今も試行錯誤を続ける日々。もがき苦しんだ中で決めた一発だからこそ、チームにとっても斎藤自身にとっても価値があった。

 17年9月に右膝前十字じん帯を損傷し手術。転んでもただでは起きなかった。離脱中も、復活へ「こういうところにもスペースがある」などとサッカーの見方を変えるなど、努力を怠らなかった。この日のゴールも「昔だったらサイドで張ってて得意なプレー(ドリブル)してたかもしれない」という。今季初ゴールはまさに進化を証明した一発でもあった。

 斎藤の活躍もあり、チームは浦和を撃破した富士ゼロックス・スーパー杯以来、公式戦5戦ぶり白星。ACLでは2大会ぶりの勝利となった。「もやもやしたものがありましたけど、(この勝利で)ロッカルームも雰囲気も変わった」と中村。斎藤の一発で目覚めた王者がここから反撃に打って出る。

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