メッシ、Ｃロナに続きイニエスタも…スペイン　ＰＫ戦で敗れＷ杯奪冠ならず

Ｗ杯決勝トーナメント１回戦   スペイン１―１（ＰＫ３―４）ロシア （ 2018年7月1日    モスクワ ）

＜スペイン・ロシア＞ＰＫ戦を見守るスペイン代表イレブン（ＡＰ）
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　アルゼンチン、ポルトガルに続き２大会ぶりのＶ奪冠を狙うスペインが散った。Ｗ杯決勝トーナメント１回戦で開催国ロシアと対戦。１―１のまま突入した今大会初のＰＫ戦を３―４で落とし、敗退が決定。Ｊ１神戸に加入決まっているＭＦイニエスタもメッシ、Ｃ・ロナウドのように大会を去ることになった。

　スペインは前半１２分、右サイドの深い位置でＦＫを獲得。ＭＦアセンシオが得意の左足で鋭いクロスを送ると、ファーサイドでＤＦセルヒオラモスをマークしていた相手ＤＦイグナシェビッチの足に当たってゴールイン。ラッキーな形で先制する。

　しかし同４０分、ＤＦピケがペナルティエリア内でＦＷジュバのヘディングシュートを右手で止めてしまいＰＫを献上。これをジュバに決められ同点に追いつかれた。

　１―１のまま後半へ入ると試合がこう着。同２２分にＭＦイニエスタを投入するも大きなチャンスがないまま延長へと突入。

　延長では同じく途中投入されたＦＷロドリゴがドリブル突破で決定機を迎えるも決めきれず。今大会初のＰＫ戦までもつれ込んだ。

　スペインは１人目のイニエスタ、２人目のピケが成功するも３人目のコケが失敗。４人目のセルヒオラモスはきっちり決めるも対するロシアは４人連続で成功。５人目のアスパスがＧＫアキンフェーフに止められ試合終了。決勝トーナメント１回戦で敗れＶ奪回の夢が潰えた。