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ベルギー「日本の弱点はカワシマ」“悪癖”を指摘、敵の分析は厳しいまま

[ 2018年7月1日 12:00 ]

W杯決勝トーナメント1回戦   日本―ベルギー ( 2018年7月2日    ロストフナドヌー )

セネガル戦でミスから先制ゴールを許してしまった日本代表GK川島(中央)
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 ベルギーの公共放送RTBF(電子版)が29日、日本の戦力を分析した特集記事を掲載し「日本の弱点は間違いなくGKの川島(メッス)。経験は豊富だがプレーには不安がある」と指摘した。かつてベルギーのリールス、スタンダールに在籍した35歳を「1次リーグ3試合ではミスで2点を献上した。コロンビア戦ではFKへの反応が遅れ、セネガル戦ではパンチングでマネに得点を許した」と切り捨てた。

 創業1888年のベルギー紙「Het Laatste Nieuws」社で対戦国担当を務め、日本の練習取材に訪れたゴドフロワ記者も同調する。日本の過去3戦を見た上で「リールス、スタンダールの時もたびたびミスを犯した。ボールをはじく癖があるので、そこを詰めればチャンスはある。セネガル戦のプレーは特にひどかった」と指摘した。

 今大会で川島はミスを連発。初戦のコロンビア戦はポジショニングが甘く、FKから失点。続くセネガル戦はシュートをパンチングし、FWマネに決められた。それでもポーランド戦はMFグロシツキのヘディングを右手一本でかき出すなど好セーブを連発。名誉挽回の活躍を見せたが、敵の分析は厳しいままだった。海外組を含めたフルメンバーでは国際Aマッチ13試合連続失点。次こそ酷評する相手メディアの口も封じる。

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2018年7月1日のニュース