柿谷V弾!C大阪 後半45分に先制許すも劇的勝利で2冠王手

[ 2017年12月24日 05:30 ]

<神戸・C大阪>延長前半8分、PKを弾かれるも跳ね返りを頭で押し込み、勝ち越しのゴールを決める柿谷
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 天皇杯準決勝2試合が行われ、ルヴァン杯覇者のC大阪は延長の末に神戸を3―1で下し、14大会ぶりに決勝に進出した。0―1の後半ロスタイムに同点に追いつくと、延長前半8分にFW柿谷曜一朗(27)が自ら蹴ったPKのこぼれ球を押し込み決勝点を奪った。4大会ぶりの日本一を狙う横浜も延長まで戦い、柏に2―1で競り勝った。決勝は1月1日に埼玉スタジアムで行われる。

 「やべっ!」と思った次の瞬間、ボールが目の前に転がってきた。延長前半8分、勝ち越しの絶好機となったPK。柿谷がゴール左に蹴った一撃は韓国代表GK金承奎(キムスンギュ)に止められたものの、こぼれてきたボールに鋭く反応。頭から飛び込み、ダイビングヘッドで決勝点を奪った。

 「(PKを)外したけど、それが跳ね返ってきたのはたまたま。本当に運が良かったと思う」

 左足甲を痛めている影響で、リーグ戦終了後は別メニュー調整が続いた。全体練習に完全合流したのは、試合4日前の19日。痛み止めを使い、出場時間に制限をかけた中で後半32分からピッチに立った。

 「痛いけど、出るからにはやる」

 日本代表のMF山口とFW杉本をケガで欠いた一戦。負けられない思いは、意外なところから来ていた。「(山口)蛍に関しては“負けたら許さへんぞ”っていうプレッシャーをかけてきた。(自分が)決勝に出て、勝つ気満々やし」。右ふくらはぎ痛で離脱中ながら、山口は元日を見据えて復帰へのペースを上げている。その姿にいい意味で尻を叩かれていた。

 土壇場での同点劇から延長で勝ち越し、03年度以来となる14大会ぶりの決勝進出。クラブ史上初タイトルとなったルヴァン杯との2冠に王手をかけた。「ケガ人が出ていて人数が足りないが、いる選手で戦っていきたい」と尹晶煥(ユンジョンファン)監督。前身のヤンマー時代には3度優勝しているものの、C大阪となってからは過去3度決勝に進みながら勝っていない。今度こそ頂点に立ち、最高の形で新年の幕開けを飾る。

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