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神戸また涙…後半45分の先制弾で“油断”まさかの逆転負け

[ 2017年12月24日 05:30 ]

天皇杯準決勝   神戸1―3C大阪 ( 2017年12月23日    ヤンマー )

C大阪に敗れガックリと肩を落とす神戸イレブン
Photo By スポニチ

 クラブ史上初となるファイナルの夢は、わずか40秒でついえた。後半45分に神戸MF大森のクロス気味のシュートがネットを揺らし先制した。だが大森は「みんな、そう(勝ったと)思ったのが裏目に出た。気持ちで負けた」。直後にミスから同点弾を与え、延長戦では逆転を許した。

 守備的MFを3枚配置して、粘り強く戦う意識を持って臨んだ。プラン通りの試合展開だった。だが吉田監督が「(ロスタイムの)ラスト4分で勝利を逃してしまうのが壁」と話す通り“負の歴史”を払拭(ふっしょく)するまでの力はなかった。

 世界的ストライカーのポドルスキの獲得、ネルシーニョ監督の途中解任、そして吉田監督就任…。今季もピッチ外をにぎわせたものの、やはり遠かったタイトル。試合後に悔し涙を流した選手たちは、それぞれ逆襲を誓っていた。

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2017年12月24日のニュース