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鳥栖、カリアリのコロンビア代表FWイバルボ獲得へ すでに来日 伊報道

[ 2017年3月14日 11:23 ]

 鳥栖が、セリエAのカリアリから14年W杯ブラジル大会・コロンビア代表FWイバルボ(26)の獲得を一両日中にも正式発表する見通しとなった。

 イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート」によれば、イバルボは既に来日。メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定。

 イタリアの関係者によると、イバルボは日本でのプレーを強く希望。カリアリは当初、移籍金として600万ユーロ(約7億3000万円)を希望していたというが、鳥栖は粘り強い交渉により、最終的にその3分の1の額、200万ユーロ(約2億4000万円)でまとまったという。イタリアの複数のメディアによれば、イバルボは6月末までの期限付き移籍を経て、その後に完全移籍する見通しという。

 イバルボは母国コロンビアのアトレティコ・ナショナルでプロのキャリアをスタート。1メートル88センチと大柄ながら抜群の身体能力とスピード誇り、かつてパルマなどで活躍した同国元代表FWファウスティーノ・アスピリージャ(47)の再来と言われた。

 カリアリには20歳の11年に鳴り物入りで入団。15年シーズンまでプレーしたのち、レンタル移籍でローマ、プレミアのワトフォード、パナシナイコス(ギリシャ)などでプレーした経験も持っている。最近では目立った活躍は残せていないが、その潜在能力は誰もが認めるところ。日本代表がザックジャパンで臨んだ14年W杯では、ホセ・ペケルマン監督(67)から本大会の招集を受け出場している。

 鳥栖は今オフ、積極的な補強に動きベルギー1部のシントトロイデンからFW小野裕二(24)、日本代表への復帰を目指すGK権田修一(28)らを獲得。イバルボは上位進出を狙うチーム補強のまさにラストピースとして獲得された形だ。国内屈指のストライカーで元日本代表FW豊田陽平(31)と組む超大型FWコンビは、J1屈指の破壊力を誇ることになりそうだ。

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2017年3月14日のニュース