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長友 来年結婚決断後初ピッチ “いい方向”で劇的ドローに導く

[ 2016年11月22日 05:30 ]

セリエA第13節 ( 2016年11月20日 )

<ACミランVSインテル・ミラノ>後半、途中出場し競り合う長友(右)
Photo By 共同

 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(30)が20日、ACミランとの“ミラノ・ダービー”で定位置奪回を猛アピールした。ピオリ新監督を迎えての初戦に、1―2の後半21分から左サイドバックで途中出場。終了間際に追いつく劇的ドローに貢献した。対峙(たいじ)した相手FWスソを封じて流れを引き寄せると、後半40分には左サイド突破からクロスを上げるなど攻撃でも存在感を発揮。「試合内容は悪くなかった。最後に追いついたことをポジティブに捉えたい」と前を向いた。

 リーグ戦の出場は3試合ぶり。指揮官から「しっかりスソを止めてくれ」と指示を受けて送り出され、忠実に仕事をこなした。一夜明けた21日付の地元紙も上々の評価。コリエレ・デロ・スポルトは6の採点で「交代で入ってからサイドでの攻め上がりを保証。良好なインパクトを与えた」との短評を掲載した。

 アモーレ(イタリア語で愛する人の意味)の存在が力になっている。来年1月に女優・平愛梨と結婚することが判明。試合後には「しっかり決まり次第、皆さんに報告したい。いい方向に進んでいる」と語った。「(平愛梨が)心の支えになってくれているか?」との質問には「それは間違いない」と強調。“持ってる”ならぬ“アモってる”サイドバックは「こういう(定位置争いの激しい)状況を楽しめている」とピッチ内外で充実の時間を過ごしている。

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2016年11月22日のニュース