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ブラッター会長が釈明 契約書なしは「紳士協定」

[ 2015年10月17日 00:19 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会から90日間の暫定的な活動停止処分を受けたゼップ・ブラッター会長が16日、スイスのテレビ局のインタビューに応じ、ミシェル・プラティニ副会長へ高額な金銭を支払った際の契約書がないとの批判に対し「あれはプラティニとの紳士協定だった」と述べた。ロイター通信が報じた。

 ブラッター会長は2011年2月、約9年前の報酬としてプラティニ副会長に200万スイスフラン(約2億4900万円)をFIFA資金から不法に支払ったとされる。このときの契約書が存在していないことが、倫理委の処分につながったとの報道もある。

 ブラッター会長はスイス検察当局から横領と背任の疑いで事情聴取を受け、FIFA倫理委から処分を科された。不正を否定している同会長はFIFA上訴委員会に不服申し立てをしている。プラティニ副会長も同様に90日間の暫定的な活動停止処分を受けた。(共同)

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2015年10月17日のニュース