大久保 ３連勝けん引弾「夏強いんで」３年連続得点王へ自信

＜鹿島・川崎Ｆ＞後半、ゴールを決めた川崎Ｆの大久保

Ｊ１第１Ｓ最終節 川崎Ｆ３―２鹿島

（6月27日 カシマ）
　川崎Ｆに勝利を呼び込む大きなゴールだった。２―１の後半２分。右サイドの船山のクロスを、逆サイドの大久保が左足で合わせた。２試合ぶりの今季１１点目は決勝点となった。

　「ＧＫが近かったので当てないようにしなきゃいけないし、左足だったので、結構難しかった」と大久保は振り返った。

　１０点でトップに並んでいた宇佐美が３点、豊田も２点決めたため大久保は３位。それでも「この時期、１１点は早いペース。俺、夏が強いんで、楽しみ」と３年連続得点王への自信は揺るがない。「（宇佐美と豊田は）得点王を争うのは初めてだけど、こっちは余裕ある。試合もまだまだいっぱいあるし」。追われる苦しさ、数字が伸びない重圧…。一昨年、昨年と連続得点王になった経験がなによりの強みだ。

　チームも３連勝、５位で第１ステージを終了。ケガ人も一斉に復帰し、いよいよ勝負の第２ステージを迎える。