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あきらめない気持ちが生んだV弾…宮間「そこは負けない自信あった」

[ 2015年6月28日 07:31 ]

オーストラリアを下し、岩清水と抱き合って勝利を喜ぶ宮間(AP)

女子W杯準々決勝 日本1―0オーストラリア

(6月27日 カナダ・エドモントン)
 なでしこジャパンがまたもや1点差の試合を制して4強進出を果たした。好機をつくりながらもなかなかゴールが奪えずに苦しい時間帯が続いたが、最後は途中出場の岩渕のW杯初ゴールで決着。主将の宮間は「途中から気持ちの強い方が勝つと確信があった。そこは絶対に負けない自信があった」と勝利に胸を張った。

 現地時間午後2時キックオフ、気温30度超の過酷な条件の下で行われた一戦。なでしこは前半から積極的に攻勢を仕掛け、大野、川澄が好機をつくった。後半も14分に宮間がヒールで惜しいシュートを放つなどチャンスの数では上回ったが、0―0のまま時間は刻々と過ぎていく。このまま延長戦か、と思われた後半42分に「何となく入る気がしていた」という宮間の左CKからのこぼれ球を岩渕が右足で押し込み、土壇場で勝利をものにした。

 これで1次リーグから5試合連続で1点差勝利。無類の勝負強さを発揮し、連覇へまた一歩近づいた。宮間は「W杯を獲りにきているので、もう一度気を引き締め直してやっていきたい」と話し、早くも7月1日(日本時間2日)の準決勝へ目を向けていた。

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2015年6月28日のニュース