×

岡崎、4年契約でレスター移籍 地元は“祭り”状態「本物」

[ 2015年6月28日 05:30 ]

プレミアリーグ・レスターのホームスタジアムで、ユニホームを掲げる岡崎慎司

 マインツの日本代表FW岡崎慎司(29)がイングランド・プレミアリーグのレスターに移籍することが26日(日本時間27日)、発表された。契約期間は4年で、移籍金は推定1000万ユーロ(約14億円)。クラブ公式サイトが岡崎の特集記事を立て続けに掲載するなど大きな期待を背負い新たな舞台に挑む。

 レスターの公式サイトが“岡崎祭り”を展開した。マインツからの岡崎の獲得を発表すると、立て続けに3本の関連記事をアップ。キャリアなどをたどる人物紹介、本人のインタビュー、首脳陣が活躍に太鼓判を押す動画などトップページは青いユニホームを手に笑顔を見せる日本人FWの写真で埋め尽くされた。公式ツイッターは「日本のフォロワーの皆さん、これからもLeicester Cityの応援をよろしく」と日本語で発信。瞬時に日英両方のフォロワーがリツイートするなど注目度は高い。

 公式サイトのインタビューで岡崎は「ここに来れてうれしい。プレミアリーグは夢だった。サポーターに多くのゴールを届けられるように全力を尽くす」と意気込みを語った。レスターの昨季リーグ全試合の映像を見たことも明かし「ハードな試合ばかり。特に最後の数試合は素晴らしい観衆に選手が応え、見事な結果でシーズンを終えた」と分析している。

 ウォルシュ・アシスタントマネジャーからは「2年近く彼をチェックしてきて、やっと獲得できた。本物のタレント。ポジショニングのセンス、運動量もある」と絶賛された。新シーズンの開幕は8月8日のホーム・サンダーランド戦。順調に進めば21日に予定されている5部クラブとのプレシーズンマッチで実戦デビューする可能性が高い。「プレミアはドイツより日程がタイトで難しい。フィジカル、個々のタレントの強いリーグで自分に何ができるのか楽しみ」。日本屈指のゴールハンターは、大きな期待をモチベーションにしてサッカー母国での得点量産を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月28日のニュース