×

またパラグアイに…ブラジル4強ならず 2大会連続PK戦で敗退

[ 2015年6月28日 09:05 ]

PK戦を制して4強進出を決め、駆け出すパラグアイの選手たち(AP)

 南米選手権準々決勝の1試合が27日(日本時間28日)、チリ・コンセプシオンで行われ、パラグアイが1―1からのPK戦を4―3で制し、ブラジルを下して2大会連続で4強に駒を進めた。

 試合はブラジルが先手を取り、前半15分にDFダニエウ・アウベスの右クロスをFWロベルト・フィルミーノがゴール前でスルーし、ロビーニョがファーサイドから右足で押し込んで1―0とリードと奪った。しかし後半27分、チアゴ・シウバのハンドでPKを献上。これをパラグアイのデルリス・ゴンザレスが右足できっちり決めて、試合を振り出しに戻した。

 試合は90分を終えると、延長戦なしでPK戦に突入。パラグアイは4人目のサンタクルス以外の4人が決め、2人が外したブラジルに4―3で勝利。アルゼンチンとの準決勝に駒を進めた。ブラジルは2011年の前回大会でも準々決勝でPK戦の末パラグアイに敗れており、2大会連続で4強を前に姿を消した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月28日のニュース