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アルゼンチン、PK戦制して4強進出!7人目テベスで決めた

[ 2015年6月28日 05:30 ]

<アルゼンチン・コロンビア>PKの末にコロンビアを下して喜ぶメッシ(右)らアルゼンチンイレブン(AP)

南米選手権準々決勝 アルゼンチン0―0(PK5-4)コロンビア

(6月26日 ビニャデルマル)
 22年ぶりの優勝を狙うアルゼンチンが0―0からのPK戦を5―4で制してコロンビアを破り、2大会ぶりにベスト4入りした。シュート数16―2と圧倒しながら90分間ゴールを割れず、決勝まで延長戦が採用されない規定のためPK戦に突入。4―4で迎えたサドンデスで2人続けて外したコロンビアに対し、アルゼンチンは7人目のFWカルロス・テベス(31)が決めた。

 アルゼンチンはPK戦で1人目のメッシから4人連続成功も、決めれば勝利の状況で5、6人目が失敗。しかし、7人目のテベスは右へ跳んだ相手GKオスピナをあざ笑うかのようにド真ん中を打ち抜いた。前回11年大会準々決勝のウルグアイ戦ではPK戦で失敗し、チームも敗退。4年前のリベンジを果たし「決めた瞬間は真っ先に家族の顔が浮かんだ。でも、準決勝へ進んだのはチーム全員の力だ」と話した。

 今季はユベントスでチームトップのリーグ戦20得点をマークし、欧州CL準優勝にも貢献。この日は母国の古巣ボカ・ジュニアーズへ11年ぶりの復帰も発表された。今大会はアグエロやイグアインに先発を譲り、この試合も途中出場だったが、「チームが好調なのでスタメンじゃなくても怒らないよ」と心身の充実をうかがわせた。

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