ＦＣ東京　権田　中島の初ゴールをもうダッシュで喜ぶ「腐らずにやっていた」

後半、同点ゴールを決めるＦＣ東京・中島（左）

Ｊ１第１Ｓ第１６節 ＦＣ東京２―１鳥栖

（6月20日 ベアスタ）
　ＦＣ東京の日本代表ＧＫ権田修一（２６）が、チームメートのＵ－２２日本代表ＭＦ中島が２０日のアウェー鳥栖戦で決めたＪ１初ゴールを自分のことのように喜んだ。

　中島は今季、期待されながらなかなか出番を与えられず、アウェーの遠征では１９人目（メンバー入りは１８人）として帯同し、ベンチ外になったことも２度ほどあった。

　そんな状況でも、ひたむきに練習を続けてきた姿を後ろから見ていた権田は、普段も一緒にいることが多いようで、中島のゴールを決まると自陣から約５０メートルを猛ダッシュして中島を祝福。試合後は「あれでスプリント１回稼げました（笑い）」とおどけてみせ、「本当に腐らずにやっていた。年下ですけど、苦しい中でもがんばっているのを見てたので、嬉しかったです」と満面の笑みで振り返った。