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浦和 史上初の無敗V!ドローも鬼門突破し8年ぶりタイトル

[ 2015年6月20日 17:58 ]

<神戸・浦和>前半、浦和・梅崎はゴールを決め大喜び

J1第1S第16節 浦和1―1神戸

(6月20日 ノエスタ)
 J1第1ステージ(S)第16節の9試合が20日、各地で行われ、首位・浦和は敵地で神戸と1―1で引き分け。勝ち点を38に積み上げて、第1Sの優勝を決めた。浦和はJ1記録となる開幕からの連続無敗試合を16に更新。無敗での優勝は史上初の快挙となった。

 引き分け以上で地力優勝が決まる浦和。昨季まで5連敗中と相性の悪い敵地での神戸戦だったが、この鬼門をあっさりと突破してみせた。

 前半14分から立て続けに4回あったセットプレーでは得点には至らなかったが、迎えた同28分、均衡を破った。DF槙野が中盤でインターセプトしドリブルで運んで左サイドのMF武藤に。武藤のグラウンダーのクロスをFW興梠がスルーし、逆サイドのMF梅崎が左足で押し込んで待望の先制ゴール。前半を1-0で折り返した。

 後半26分、梅崎に代わりFWズラタン、MF柏木に代わってMF青木を投入。同30分、MF宇賀神に2枚目のイエローカードが出されて退場となり、逃げ切りを図ってゴール前に守備を固めたが、同39分にFW渡辺にゴールを許して1-1と追いつかれた。

 試合終了直前、逆転優勝の可能性を残していたG大阪が引き分けで試合を終え、自動的にステージ優勝が決まっていた。それでも、勝ち越しは許すことはなく地力での優勝を引き寄せて2007年のACL制覇以来8年ぶりとなるタイトル奪取を飾った。

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