なでしこ、蘭3トップ警戒!1次Lで対戦カナダ主将「注意必要」

[ 2015年6月20日 05:30 ]

オランダ代表の(左から)メリス、マルテンス、ミーデマ

 W杯カナダ大会で連覇を目指すなでしこジャパンが23日(日本時間24日)に決勝トーナメント1回戦でオランダと対戦する。相手の3トップには、1次リーグで引き分けたカナダのFWクリスティン・シンクレア(32=ポートランド)も警戒していた。開催国のレジェンドの言葉は、オランダと対戦するなでしこへの貴重なアドバイスとなりそうだ。チームは18日(同19日)を完全オフに充て、疲れを抜いた。決勝トーナメントは20日(同21日)から始まる。

【決勝T組み合わせ なでしこジャパンメンバー】

 足をすくわれないための“3トップ注意報”だ。この日、バンクーバーで練習したカナダの主将シンクレアが以前、地元メディアに「3トップは注意が必要。スピードと技術がある。守備をしっかりしないといけない」とオランダを警戒していたことが分かった。メリス、マルテンスの両ウイングにバイエルンMで岩渕と同僚の18歳ミーデマだ。

 ミーデマは欧州予選14試合で16得点を叩き出した1メートル75の大型センターFW。足のケガの影響で今大会はまだ無得点だが「女ファンバステン」と評価される。右FWのメリスは同国女子代表歴代最多の55得点をマークしている点取り屋で、速いクロスで得点もお膳立てする。また、左FWのマルテンスも1メートル70と長身で、初戦のニュージーランド戦ではチームのW杯初得点を記録。いずれも高い個人技を持ち、警戒してもなかなか止められない強力3トップだ。

 4度目のW杯となるシンクレアは、銅メダルを獲得した12年ロンドン五輪で得点女王にも輝いたカナダの大黒柱。代表通算226試合154得点で、同国ではレジェンドだ。チームは1次リーグでオランダと1―1で引き分け。シンクレアが起点となって前半10分に先制も、終了間際に追いつかれた。決めたのは途中交代のファンデフェンだが、ミーデマのポストプレーと両ウイングのサイド攻撃が効いていた。

 なでしこジャパンはオランダと過去2度対戦しいずれも勝利。FIFAランク12位の格下だが、油断は禁物だ。佐々木監督は「バスケやバレーをやるわけではない」と長身ぞろいの相手に自信を示す一方で、「スピードもある選手がいるし、テクニックがある選手もいる」と警戒も忘れない。カギは両サイドの攻防とエースのミーデマ封じ。カナダの主将の言葉は日本の最終ラインである岩清水と熊谷、左サイドバックの宇津木や鮫島、右の近賀、有吉への貴重な助言となる。

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