ハリル監督 岡崎&長友「特別扱いしない」合流初日に異例の通達

[ 2015年6月4日 05:30 ]

練習合流直後に長友(左)と岡崎(中央)と話し合ったハリルホジッチ監督

 欧州組による合宿中の日本代表は3日、千葉県内で2部練習を行った。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は午後からチームに合流したDF長友佑都(28=インテル・ミラノ)、FW岡崎慎司(29=マインツ)を呼び、ポジションを確約していないことなどを通達。ピッチ上で約7分間の話し合いを持ち、特別扱いしない方針を強調した。

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 合流初日となった主力2選手に、ハリルホジッチ監督が強烈な先制パンチを浴びせた。欧州組による合宿3日目の午後練習前。ウオーミングアップ中の岡崎、長友を呼び寄せると「君たちには(ポジションを)何も用意していない。遅れて合流したからといって特別扱いしているわけではないので、勘違いしないでほしい。ポジションはつかみ取ってほしい。期待している」と伝えた。話し合いは約7分。眉間にシワを寄せる指揮官の険しい表情を見る2人の背筋はピンと伸びていた。

 岡崎は現代表でトップの国際Aマッチ91試合43得点を記録するエースで、長友も国際Aマッチ80試合3得点を誇る不動の左サイドバック。10年W杯南アフリカ大会に出場した岡田政権下から主力として活躍してきた。18年W杯ロシア大会に向かうチームでも中心を担う可能性は高いが、ハリルホジッチ監督は競争が横一線であることを強調。選手を特別扱いしない方針を打ち出す監督は多いが、本人に面と向かって通達するのは異例だ。

 2人は全体練習とは別に素走り中心のメニューを課され、ペース走やダッシュなど1時間近く走り込んだ。ハリルジャパン初招集となった長友は「一人一人に厳しい要求をする監督。W杯で負けて自信を失っている日本をもう一回、本気で強くしたいという気持ちが伝わってきた」と厳しさを歓迎。3月の合宿に続き2度目の招集の岡崎は「長友は、どんな監督か気にしていたけど、これで分かったと思う」と笑った。目下の目標は11日の親善試合イラク戦(日産ス)、16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦(埼玉)の連勝。熱血指揮官は、中心選手にも容赦ない姿勢で接してチームのムードを引き締めた。

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