なでしこ シュート強化へ荒療治“ノリさん流”乱れ打ち意識改革

[ 2015年6月4日 05:30 ]

シュート練習する(左から)上尾野辺、北原、菅沢らを見つめる佐々木監督

 6日(日本時間7日)開幕のW杯カナダ大会に出場するなでしこジャパンは2日(同3日)、バンクーバー入り後2日目の練習を消化した。午前午後の2部練習となり、佐々木則夫監督(57)は多くのバリエーションでシュート練習を繰り返し、ゴールへ向かう意識を徹底的に植え付けた。ニュージーランド、イタリアとの国際親善試合2試合で露呈したシュート欠乏症の克服へ本腰を上げた。

【なでしこジャパンメンバー 女子W杯日程】

 得点力不足克服へ、ノリさん流の荒療治だ。バンクーバー合宿2日目のなでしこは、午前練習からシュートを打った。ミドルシュート、ワンツー、そしてクロスから。多くの状況を想定し、右膝打撲の岩渕を除く19人のフィールド選手が乱れ打ちだ。午後もポジション別に分かれて1対1から4対4まで、佐々木監督はゴールに向かう姿勢を求め続けた。

 「実戦的なイメージを持たせた。意外にミドルシュートは良いところに飛ぶんだよね。いいシュートを打てるんだから“打て!”ってことだよ」と指揮官は狙いを説明した。なでしこはシュート欠乏症に陥っている。国内で行われた24日のニュージーランド戦、28日のイタリア戦では、フィニッシュの精度を欠いた。ニュージーランド戦は相手のシュート数8本に対し日本は5本。セットプレーでのゴールだけだった。イタリア戦でも大儀見の1点にとどまるなどシュートへの意識の低さに指揮官は「我々の病気」と苦言を呈していた。

 第一関門となる8日の1次リーグ初戦スイス戦まで残された時間は少ない。「世界大会では1点の重みが凄くある。点を取らなきゃいけないのは課題の一つ」と澤は気を引き締めた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「マラドーナ」特集記事

2015年6月4日のニュース