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浦和 次節G大阪と首位決戦…勝利誓う梅崎「去年のリベンジもある」

[ 2015年4月29日 22:10 ]

<甲府・浦和>勝利に喜ぶ浦和の(左から)平川、西川らイレブン

J1第1S第8節 浦和2―0甲府

(4月29日 中銀スタ)
 浦和は敵地で甲府を下して首位をキープ。開幕から8戦負けなしは、リーグ優勝した2006年と並ぶクラブ記録となった。先制ゴールで勝利に貢献したMF梅崎は「なかなか自分たちのサッカーができなかった。我慢して我慢してやり続けた結果、得点につながった」と振り返った。

 現在最下位に沈む甲府だが、浦和にとっては昨季リーグ戦2戦ともスコアレスドローに終わった難敵。梅崎が「難しいゲームになると思っていた」と話した通り、前半は主導権を握りながらも攻めあぐねる展開となった。後半はペースを上げて攻撃を仕掛けていくと、同29分に左サイドの梅崎が柏木のラストパスを流し込んで先制。34分にはズラタンが自らのPKのこぼれ球に詰めて、勝利を決定づける2点目を挙げた。

 中2日で迎える次節は勝ち点1差の2位G大阪との首位対決に臨む。思い出すのは昨年11月22日の第32節。勝てば8年ぶりのリーグ制覇が決まる大一番でホームにG大阪を迎え、後半43分から2失点して0―2で惨敗。勝ち点2差に迫られると、残り2試合で勝ち点1しか挙げられずにG大阪の逆転優勝を許した。「昨年の痛い思い出がよみがえる戦い。あの試合に勝っていれば優勝していた」と雪辱を期すペトロヴィッチ監督。梅崎も「去年のリベンジもありますし、絶対勝って優勝できるように。まずは次の試合勝ちたいと思います」と勝利だけを誓っていた。

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2015年4月29日のニュース