ＦＣ東京　ＭＦ米本、シルバと“名勝負”演じ「自分の生き甲斐」

＜新潟・ＦＣ東京＞新潟に勝利し笑顔を見せるＦＣ東京・武藤（中）ら

Ｊ１第１Ｓ第８節 ＦＣ東京１―０新潟

（4月29日 デンカＳ）
　ＦＣ東京のＭＦ米本拓司（２４）が２９日のアウェー新潟戦で、相手のＭＦレオ・シルバと“名勝負”を演じた。

　米本は前半から積極的にプレスを掛け、高い位置で何度もレオ・シルバとマッチアップ。前半２５分には敵陣の左サイドで突っかけ、ボールを奪い返すなど、Ｊリーグ屈指のボランチと言われるブラジル人ＭＦと互角以上の戦いを演じた。

　チームとしても後半４３分のＤＦ森重の決勝弾で勝利し、「対戦を楽しみにしていた。ああいう良い選手からボールを奪うのが、自分の生き甲斐というか、獲ったときうれしい」と笑顔で振り返った。

　ハリルジャパンではバックアップメンバーに選出。１０年１月のイエメン戦以来のＡ代表入りを見据える。「ボールを獲ってから攻撃に転じるところでもっと改善しないと上にはいけない」とさらなる飛躍を誓った。