×

武藤“FW原点の地”で2度目覚醒だ 2戦ぶり弾で「また飛躍」を

[ 2015年4月29日 05:30 ]

居残りでシュート練習する武藤(左)

J1第1S第8節 FC東京―新潟

(4月29日 デンカS)
 FC東京の武藤が“FW原点の地”で今季6点目を狙う。29日はアウェーで新潟と対戦。山形戦から中3日の日程で、18日の広島戦で痛めた左膝も「100%ではない」と万全ではないが、「そこでどれだけやれるか真価が問われる」ときっぱり。「そろそろゴールも取りたい」と、2戦ぶりの得点に意欲を示した。

 試合会場のデンカSは武藤にとって日本代表入りを初めて意識した“原点の地”。プロ1年目の昨年、FWで起用され、フィッカデンティ監督からは常に「前線に走り込め」と言われ続けた。その動きを実践して初めて得点につなげたのが7月23日の新潟戦だった。前半17分、河野の左クロスに反応し、トップスピードで相手両センターバックの間に飛び込んで最後は右足の裏で合わせた。

 オファーを受けるチェルシーへ移籍するかの返答期限が迫る中、この日は目の前の新潟戦のみに集中。「今の自分が始まったところ」とし、今回の一戦へ「また飛躍できるように」とストライカーとして2度目の“覚醒”を誓った。

続きを表示

2015年4月29日のニュース