柏 ホームで3発!ACL今季初の韓国勢撃破で16強決めた

[ 2015年4月23日 05:30 ]

<柏・全北現代>前半、ゴールを決め笑顔を見せる柏・武富(中央)

 ACL1次リーグ第5戦が22日に各地で行われ、E組の柏はホームで全北現代(韓国)に3―2で競り勝った。3勝2分けで勝ち点を11に伸ばし、1試合を残して1次リーグ1位突破が確定。16強入りした12年、4強に進出した13年に続き、出場3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。F組のG大阪はアウェーで広州富力(中国)に5―0で快勝。勝ち点7で2位に浮上し、5月6日にホームで行われる城南(韓国)戦に勝てば自力で突破が決まる。

【試合結果 E組順位表】

 最後まで守りには入らなかった。3点先制から1点差に迫られても、柏は敵陣深くでボールをキープすることなくゴールを狙い続けた。攻撃的姿勢を前面に出す今季のチームを象徴する試合運び。工藤は「時間稼ぎすると逆にバランスが崩れると思った。ゴールに向かう方が相手は嫌がっていた」と振り返った。1次リーグ14得点は第5戦を終えた東アジアのE~H組で最多。両チーム合わせて5度もネットが揺れる打ち合いを制して12、13年に続く出場3大会連続の16強入りを手にした。

 ゴールラッシュの口火を切ったのはエドゥアルドだ。前半9分に輪湖の右CKに反応。ファーサイドで待ち構えて頭で合わせた。同20分には左サイドから武富が切れ込み、右足で追加点。同39分にも右サイドを突破したクリスティアーノのクロスを武富が左足で合わせた。全北とは過去2度の出場でも対戦しており、対戦成績は5勝1分け。相手はこの試合まで公式戦26戦無敗と絶好調だったが、抜群の相性は揺るがなかった。

 発奮材料もあった。前日(21日)に浦和を2―1で破った水原のFW鄭大世(チョンテセ)が「日本の選手は戦っていない。審判が笛を吹いてくれるので、少し押されるとすぐに倒れる意識が根付いている」と発言。これが柏イレブンに火を付けた。輪湖は「(鄭大世の発言を)インターネットで見て球際では絶対に負けたくないと思った」と説明。チームは雨の降るピッチでひるむことなく体をぶつけ、主導権を握った。

 Jリーグで2勝1分け3敗の12位に低迷する中、ACLでは3勝2分けの無傷で1次リーグを1位突破。出場停止のレアンドロ、金昌洙(キムチャンス)、ケガの大津を欠いてもチーム力は落ちなかった。吉田監督は「1試合を残して決められたのは精神的にもフィジカル的にも大きい」とうなずいた。目指すは日本勢7大会ぶりの優勝。浦和が敗退し、鹿島、G大阪も最終節までもつれる中、柏が一番乗りで第1関門を突破した。

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