宇佐美ACL初ゴール!G大阪 敵地5発大勝で逆転突破見えた

[ 2015年4月23日 05:30 ]

広州富力戦の後半、5点目のゴールを決めるG大阪・宇佐美(左)

 大逆転突破がハッキリ見えた。ACL1次リーグF組のG大阪はアウェーで広州富力(中国)に5―0で大勝。宇佐美貴史(22)が5得点に絡む活躍で、勝ち点を7に伸ばし、同組2位に浮上した。公式戦5連勝と上げ潮ムードに乗り、最終節(5月6日)のホーム城南戦で決勝トーナメント進出を決める。

 アジアが相手でも、勢いは止まらなかった。宇佐美の今季ACL初ゴールは後半25分だ。リンスのクロスをトラップし、冷静に右隅に蹴り込む一撃。公式戦3戦連発で、3戦未勝利からの逆転16強に王手をかけ「同じ相手に2度、負ける訳にはいかなかった。J1王者として最低限の結果」とプライドをにじませた。

 鮮やかな得点シーン以外にも高い技術を見せつけた。前半14分に先制点の起点となると、同43分には右足アウトサイドでパトリックへ芸術的な1タッチクロスを送り、阿部のゴールをお膳立て。2分後にもパトリックの得点をアシストし「攻撃に関しては何でもできる」と豪語する圧倒的センスでチームをけん引した。

 シュートやパスの正確性は、小さい頃から培われてきた。小学生の頃、日課だった自宅隣の公園での練習。鉄棒の棒の部分を標的にして、さらに跳ね返りが自分のところに戻ってくるのを狙ってボールを蹴り続けた。かなりの難易度ながら数回連続で成功することもあったという。今も変わらない高精度のキックは、負けたら終戦の大一番でも遺憾なく発揮された。

 2トップを組むパトリックも2得点1アシストで2位浮上に貢献。ブラジルでは負けられない試合に臨むときに使う言葉「勝つか勝つかの戦いだと思っている」と意気込んでいた通りの好パフォーマンスで、前節・ブリラム(タイ)戦出場停止のうっぷんも晴らした。

 阿部も2発と役者が揃い踏みした3冠王者は、公式戦6連勝と盤石の強さ。エースの23回目の誕生日でもある5月6日のホーム城南(韓国)戦で、11年以来の決勝トーナメント進出を決める。

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