小野 手術後初のフルメニュー消化!トップ下復帰を指揮官示唆

[ 2015年4月23日 09:26 ]

全体練習に合流し、順調な回復具合をアピールした札幌MF小野(中央)

 小野が完全復活へまた前進した。J2札幌のMF小野伸二(35)が22日、札幌宮の沢で全体練習に合流。3月に左膝の半月板損傷で手術して以来、別メニュー調整を続けていたが、初めてフルメニューを消化した。イヴィッツァ・バルバリッチ監督(53)は復帰を見据えてトップ下での起用、システム変更も示唆。小野の完全復帰へレールが敷かれた。

【J2順位表 札幌日程】

 全体練習を横目に足踏みを続けていたMF小野が、完全復活へまた一つステップを上がった。練習では戦術練習を含む全メニューを消化。ボールを使った細かい動きを繰り返し、左膝の感触を確かめた。「状態は悪くない。ピッチで仲間とボールを蹴ることができて良かった」。久しぶりの生きた練習に“天才”の表情は晴れ渡っていた。

 明るい道が見えてきたことで、バルバリッチ監督も「小野システム」を導入する。術後47日で全体練習に合流した小野の完全復活に備え、指揮官は「(システムを)5―3―2にする可能性はある」と、現在の3―4―3から司令塔を置くシステムへ変更する方針を示唆。

 「練習からどこでもできるようにイメージしてやっていくだけ」と話す合流したての小野を、早くもトップ下で起用したい意向を明かした。

 今後は徐々に体を慣らしながら、練習試合など実戦形式で調整し最終段階に入る。順調にいけば最短で5月中旬~下旬の試合復帰も現実味を帯びてくる小野。現在チームは3勝2敗3分けで10位。同い年のMF稲本が開幕から全試合先発出場と奮闘するだけに、小野も負けられない。

 昨季も期待されながらケガに苦しみ、リーグ戦はわずか7試合の出場。それだけに「とにかく再発しないようにして早くピッチに立てるように準備していきたい」。精神的支柱の復帰。札幌にまた一つ追い風が吹く。

 ◆小野の故障から練習合流まで 熊本キャンプ中の2月26日に、J3の山口との練習試合で左膝半月板を損傷。3月5日に手術し、その後チームを離れ手術した埼玉でリハビリに専念した。回復は順調で、4月5日に帰道。同7日から宮の沢グラウンドでランニングだけの別メニュー調整、翌8日には走りながらボールを蹴って感触を確かめた。12日には別メニューながらボールを使ったメニューをこなし、この日から全体練習にフルメニューで合流した。

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