ハリル監督 初陣からふるい落とす!新戦力積極起用「チャンス生かして」

[ 2015年3月27日 05:30 ]

指示を出すハリルホジッチ監督

キリンチャレンジカップ2015 日本―チュニジア

(3月27日 大銀ド)
 日本代表は27日、大銀ドームでチュニジア代表と親善試合を行う。初陣を迎えるバヒド・ハリルホジッチ新監督(62)は国際Aマッチ出場歴の少ないフレッシュな選手を積極起用することを明言。チャンスを生かせなければ今後の選出を見送ることも示唆した。今合宿は大量29選手を招集。故障者を除く全選手がベンチ入り(交代枠は6)するが、いきなりふるいにかけられることになる。

 新生日本の初陣が、サバイバルレースの号砲となる。公式会見で、ハリルホジッチ監督は「新しい選手を使いたい。(31日のウズベキスタン戦を含めた)2試合で、できるだけたくさんの選手を使いたいと思っている」とフレッシュな選手の積極起用を明言。その上で「今回は多くの選手を呼んだが、次回から何人呼ぶかは決めていない。このチャンスを生かしてほしい」とパフォーマンス次第で今後の招集を見送ることも示唆した。

 国際Aマッチ招集メンバーは通常23人程度だが、今合宿は大量29人が参加。映像などを使い積極的に情報収集したとはいえ、実際にJリーグを視察したのは2試合だけで選考には日本協会の意向も反映されている。複数布陣を使い分ける指揮官だが、初陣のシステムは4―2―3―1が濃厚。故障者を除く全選手をベンチ入りさせて、実際に自らの目で見て選手をふるいにかける方針だ。吉田は「今回はトライアウトみたいな部分もある」と気を引き締めた。

 25日夜には宿舎で欧州組、国内組に分けてミーティングを実施。欧州組には4月に各国リーグを直接視察することを伝え「試合に出続けられるように頑張ってほしい」と伝えた。国内組には(1)体のサイズを鍛えて大きくすること(2)球際に強くなること(3)ずる賢くなること――の3つの課題を与え「質問があればいつでも連絡してほしい」と説明。この3点が選手を評価する重要なポイントとなる。

 完全公開で行われた公式練習は約1時間半。ハーフコートを使った12人対12人のゲーム形式を中心に行い、最後は現役時代FWだった指揮官自らが攻撃陣を集めてシュートを直接指導した。「3、4日をかけてたくさんの仕事をしたし、たくさんの話もした。選手は規律を持ち丁寧にトレーニングしてくれた。満足している。試合でどのようなプレーができるのか本当に楽しみ。チュニジア戦は最初の冒険。この冒険がロシアに続くと期待している」。今合宿で重点的に強化したのは速攻と球際の強さ。FIFAランク25位の強豪を相手に、ハリルジャパンがいよいよベールを脱ぐ。

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