永井 スピードでアピールを「チームになかったものを出す」

[ 2015年3月27日 07:53 ]

27日のチュニジア戦に向け練習でシュートを放つ永井

キリンチャレンジカップ2015 日本―チュニジア

(3月27日 大銀ド)
 ハリルジャパンの“ジョーカー”に名乗りを上げた。永井は「チームの攻撃は縦に速い。裏のスペースに抜けるとか自分の良さを出せればいい。自分の特長であるスピードは監督からも求められている。それをピッチでも発揮できればいい」ときっぱり。50メートル5秒8の快足で敵陣を切り裂くイメージを膨らませた。

 公開となった最終調整では右MFでプレーした。ハリルホジッチ監督は相手のチュニジアについて「かなりフィジカルが強い。ベストメンバーだろうと思われる選手のうち9人は1メートル85以上。スピードの速いパスを使って、できるだけ背後を狙いたい」と速攻が鍵となることを語った。途中出場が濃厚ながら、永井にはうってつけの戦術だ。

 思い返せば同じ背番号11を背負った12年ロンドン五輪。1次リーグのモロッコ戦では縦パスに抜け出し、飛び出してきたGKの頭上を越えるループシュートで決勝点を叩き込んだ。準々決勝のエジプト戦では右からのクロスに対してDFのマークを振り切って先制点。44年ぶりのベスト4進出の原動力になった。ハリルホジッチ監督が視察に訪れた今月18日のナビスコ杯・川崎F戦でもDFの一瞬の隙を突いてゴール。爆発的な速さは大きな武器となっている。

 代表キャップは「1」あるものの、それはメンバーを大幅に落としたアジア杯最終予選イエメン戦(10年1月6日)のもの。「今までのチームになかったものを出していきたい」。新戦力のふるい落としも行われるハリルジャパン初陣。スピードスターが一気に代表定着を狙う。

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