川島、４年後へ前を向く「受け入れることでしか前に進んでいけない」

　ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会で１次リーグ敗退した日本代表のＧＫ川島永嗣（３１＝スタンダール・リエージュ）が１４日、自身のブログを更新。「今からベルギーに戻ります」と日本を出発する報告をするとともに、現状を受け入れることで前に進む決意を表明した。

　Ｗ杯を終えて帰国した日本で「気持ちの整理をしたり、物事を振り返ったり、ぼ～っとしたり」してオフを過ごしたという日本の守護神。結局は気持ちの整理をつけることはできなかったとしながらも、「でも一つだけ。受け入れることでしか前に進んでいけないということ」と自身が出した結論を記した。

　旅行先の美しい景色を見たり、イベントなどを通して子どもたちと接することでも元気をもらったという川島は、川崎Ｆ時代のチームメートで、今回のＷ杯メンバーから落選したＭＦ中村憲剛（３３）の笑顔の写真や、同ＤＦ井川祐輔（３１）との２ショット写真も掲載。

　「まだまだ挑戦は続きます。今また日本から一歩足を踏み出してからも、４年後に向けても。またここから新たなスタートです」と４年後のＷ杯ロシア大会へ向けた強い決意でしめくくった。