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ノイアー最優秀GK選出 23人以外にも思い「みんながチャンピオン」

[ 2014年7月14日 07:08 ]

<ドイツ・アルゼンチン>延長前半7分、パラシオ(背18)のシュートに立ちはだかるノイアー(AP)
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W杯ブラジル大会決勝 ドイツ1―0アルゼンチン

(7月13日 リオデジャネイロ)
 ドイツの守護神ノイアーが圧倒的な存在感で大会最優秀GKに選出された。

 前半21分、クロースのバックパスをアルゼンチンのイグアインに拾われ1対1の場面を迎えたが、イグアインの右足で放ったシュートはゴール左に外れた。

 延長前半7分にも1対1の場面でアルゼンチンのパラシオの放った、ノイアーの頭上を越えるループシュートもゴール左に外れた。

 その存在感ゆえに相手が自滅してシュートを失敗する展開。今大会4試合目の完封とMVP級の活躍を見せたが、「自分だけでなくチームがすばらしい仕事をした。控えの選手もみんな一致団結して勝ちたいと願った結果」と団結の勝利を強調した。

 そして、その思いは23人の代表選手以外にも及んだ。「ケガ人、ブラジルに来られなかった選手…。みんながチャンピオン」。周囲の選手を思いやる姿は、プレーだけでなくチーム全体の精神的な柱でもあった。

 ▼ドイツ・レーブ監督 このタイトルは永遠のもの。一人一人が、チーム全体のために全てを出した。満足している。マリオ(ゲッツェ)は特別なことができる。彼が決めてくれる予感がしていた。

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2014年7月14日のニュース