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【オシム決勝予想】独有利 ラストゲーム飾る攻撃的な試合運びに期待

[ 2014年7月11日 10:25 ]

 アルゼンチンとオランダが対戦したW杯ブラジル大会の準決勝は、スコアレスドローの末に、アルゼンチンがPK戦を制し、13日(日本時間14日午前4時)の決勝に駒を進めた。一方、8日の準決勝ではブラジルがドイツに1―7と記録的な大敗。王手をかけた2チームの勝因、そして、王国ブラジルに何が起きたのか。元日本代表監督の知将イビチャ・オシム氏(73)が分析した。

  【メッシとシュバインシュタイガーの対決】

 決勝はドイツ―アルゼンチン戦という組み合わせになった。準決勝の内容から考えればドイツが圧倒的に有利だが、したたかなアルゼンチンが黙ってはいないだろう。準決勝を大勝したドイツもアルゼンチンからは7点も取れない。メッシVSシュバインシュタイガー、エジルVSマスケラーノの攻防を軸に、中盤の制圧をめぐる戦いになるか。ドイツにはこの日のオランダのように守備的になることなく、攻撃的な試合運びをしてほしい。面白い展開を期待したい。

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2014年7月11日のニュース