悔いなしロッベン「出し切った」　試合後は号泣息子の元へ

激しいチェックに遭い、持ち味のドリブルを発揮できなかったロッベン（上）（ＡＰ）
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Ｗ杯ブラジル大会準決勝 オランダ０－０（ＰＫ２―４）アルゼンチン

（7月9日 サンパウロ）
　ロッベンは「全てを出し切った」とすがすがしい表情だった。試合後には観客席の最前列にいたベルナンディエン夫人と長男ルカくんの元に駆け寄り、号泣する愛息をなだめた。

　２トップの一角で先発したが、相手にスペースを消されドリブル突破の威力は半減した。延長前半９分に右サイドから強烈なミドルシュートを放ったもののＧＫの正面を突いた。それでも「とにかくチームを誇りに思う」と満足した様子だった。