×

なぜ?アーセナル失態 宮市 CL登録外なのに“勘違い”で遠征帯同

[ 2014年3月13日 05:49 ]

ドイツ遠征に帯同するも出場資格がないためバイエルン戦でベンチ外となったアーセナルの宮市

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 アーセナル1―1バイエルン・ミュンヘン

(3月11日)
 前代未聞の大失態だった。昨季に続きバイエルン・ミュンヘンに8強入りを阻まれたアーセナルはベンチ入りメンバーが6人。決勝トーナメントの出場資格がないFW宮市をアウェーに帯同したためで、1人少ないまま試合に臨んだ。

 1次リーグでは登録されていた宮市は、新加入選手に押し出される形で登録外となっていた。

 継続して2年以上クラブに在籍する21歳以下の選手なら「Bリスト」での登録も可能だが、レンタル移籍の期間が長かった宮市は規定に満たず、いずれにしろ出場は不可能。「(1月に)彼をレンタル移籍させたかったので登録から外した」と説明したベンゲル監督は「Bリスト」で登録できると勘違いしていたようで、「UEFAから指摘されて出場資格がないと気づいた。

 8日(FA杯準々決勝エバートン戦)もベンチ入りしていたので帯同は自然な流れだった」と弁解した。もっとも、バイエルンM戦は「それが結果に影響を与えたとは思わない」(同監督)と話した通り、後半12分にMFポドルスキのゴールで追いつくのが精いっぱい。宮市は無言で会場から引き揚げた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年3月13日のニュース