川崎Ｆ　再び終盤に崩れ敗戦…公式戦３戦勝利なし

後半、蔚山に先制を許し、うなだれる（左から）川崎Ｆ・中村と大久保

ＡＣＬ１次リーグＧ組 川崎Ｆ０―２蔚山現代

（3月12日 蔚山）
　川崎Ｆはまたもや終盤に崩れた。０―０の後半４０分、左サイドでレナトがボールを失い、カウンターから失点。ロスタイムにはＧＫ西部のキックミスから追加点を許した。

　細かいパス回しでボールを支配したが、後半２２分に大久保がＧＫと１対１になるビッグチャンスをものにできないなど決定力不足を露呈。２日の神戸戦、８日の広島戦でも試合を優位に進めながら終了間際に失点している。公式戦３戦勝利なしとなり、風間監督は「いいサッカーはしているが、決めるところを決めないといけない。ミスを減らせば勝機は来るので修正したい」と語った。