扇原にセットプレー全権「得点に結びつくようなボールを」

[ 2012年8月18日 06:00 ]

清武とキム・ボギョンが抜けた中盤を扇原が仕切る

J1第22節 C大阪―磐田

(8月18日 ヤマハ)
 C大阪は18日の磐田戦(ヤマハ)に向けて17日に大阪市西成区で最終調整。ロンドン五輪代表のDF扇原貴宏(20)とMF山口蛍(21)は先発出場が決定的となり、扇原はFKなどセットプレーの全権を託されることになった。より攻撃的なポジションも任されるレフティーが、さらなる成長へ新たなスタートを切る。

 真夏の日差しが照りつけるピッチで、何度も左足を振り抜いた。磐田戦に向けた最終調整で行われたセットプレーの確認。新たにFK、CKともにキッカーに任命された扇原が鋭いボールを蹴り込む。ロンドン五輪の1次リーグ・スペイン戦でCKから決勝点をアシストしたレフティーに全権が託された。

 「得点に結びつくようなボールを蹴りたい。そこで点を取れれば試合運びも楽になってくる」

 4位に輝いた五輪ではスペイン戦を含め2アシストを記録。しかし、準決勝のメキシコ戦では、決勝点につながる痛恨のミスを犯した。「もっとうまくなりたい。ここからどれだけ頑張るかで(将来が)変わってくる」。帰国から一週間もたっていないとはいえ、モチベーションは高まっている。

 約1カ月ぶりとなるリーグ戦。ポジションは今まで以上に攻撃的な位置にシフトする。五輪組が不在の間に元ブラジル代表MFシンプリシオが加入。中盤はダイヤモンド型を試しており、これまでダブルボランチの一角だった扇原は左MFに移る見込みとなった。前線への飛び出しも期待されており、右MFに入る山口も「よりゴールに向かってプレーしたい」と意欲を見せた。

 チームは現在14位と低迷しているだけに、FW杉本を含めた五輪代表トリオの爆発へ期待は高まっている。「(五輪後の)初戦はすごく大事になる」。世界との真剣勝負で得た経験を胸に、進化した扇原が存在感を見せつける。

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